５月１１日から一泊で草津温泉に行って来ました。湯畑のすぐ近くにあるこぢんまりとした宿でしたが、江戸時代草津温泉の「庄屋」に当たるお役目の家で、唯一今も宿を営んでいるという由緒正しい宿なのだそうです。ちょうど連休明けで宿泊者も少なかったこともあってか、ゆっくりくつろげました。お風呂も大きくはないですが、他の宿泊者とたまたまでしょうが、かち合わなかったので、まるで貸し切り気分で、すこぶる快適でした。ただ、女湯には露天風呂がなく、露天風呂を楽しみにしていた娘達は残念がっていました。食事もボリュームたっぷりで山菜の和え物・てんぷらや川魚（鮎）の焼き物など山の宿らしい料理が出ました。朝ご飯は普通どこも代わり映えしないことが多いものですが、この宿では山菜など「らしさ」のあるメニューでした。女将さんが夕食のメニューや草津近郊の見所などいろいろ丁寧に紹介してくださいました。家庭的な雰囲気のいい宿だったと思います。いつもは辛口コメントを出す妻も珍しく「よかった」と言ってました。