昔ながらの情緒ある温泉宿でした。雨模様で平日のせいか閑散とした温泉街でしたが、エントランスで出迎えて頂ける番頭さんがいらして、選り取り選べる浴衣も春旅の始まりをワクワクさせてくれました。お部屋には今時珍しく冷たい氷のポットが置いてあり、湯上りには嬉しい心配りがなされていました。丁度長門温泉音信川のうたあかりが催されていて、幻燈の温泉街を家族で散策。小雨さえも絵になる静寂の夜景スポットに高揚感も増しました。
源泉かけ流しの温泉も広くて娘と貸し切り状態で空いていても夜遅くまで打たせ湯も流れていて、小タオルも沢山置いてあり、寛ぎの大空間に癒されました。サウナものんびり満足でしたが、冷水器が脱衣場の外にあるのに気づかず、入浴中は喉カラカラでした。
翌朝の朝食は、しらすたっぷりの丼や茶漬けなど和食が充実していて大満足でした。トイレの手洗いペーパーや使い放題の小タオルなどコスト削減できる余地は沢山あると思いながらも、どんどん経費節約され最低限のアメニティしか置いてない他ホテルより、昔ながらのムダ遣いさえ潤いに感じる至福の時が刻めました。閑散期の贅沢気分も加算され、控え目に言って「最幸」の宿でした。リーズナブルなお値段設定の時を利用してまた訪れたいと思います。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地4
• 部屋5
• 設備・アメニティ4
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2024年02月