弘前公園や岩木山麓の桜並木を見るため弘前に訪問。桜のシーズンは、弘前市内のホテルはどこも宿泊費が値上げされるのだが、そんな中で1万円を切る価格だったことや、駅から近いことから当ホテルに宿泊。

部屋や風呂、食事については、全国の東横インは大体同じような部屋なので、特に良くもなく悪くもなく。

ただし呆れたのがフロントの鈍くささ。
チェックイン当日は17時半頃にホテルに着いたのだが、フロントには10人くらいの長い列ができていて、それが全然進まない。18時から食事の予約を入れていたこともあり、さっさとチェックインして部屋に荷物を置いて出掛けたかったのだが、15分ほど待っても一向に列が進まないのでロビーに荷物を預ける形で出発した。

このフロントの鈍くささは翌朝も当然のように発揮され、8時半頃のチェックアウト時にも10人くらいの宿泊客が列をなしている。荷物を預けて観光したかったのだが、フロントが空くのを待っているとバスの時間に間に合うのか判らないので、部屋の鍵を突き返して荷物預かりのタグを受け取り、勝手にこちらでタグに記名することにした。（これも本来はフロントの仕事。）
そして観光を終え、前日と同じくらいの時間にホテルに荷物を受け取りに来ると・・・、やっぱりフロントには10人くらいの宿泊客が並んで待っている。

もはや東横インのフロントの行列は弘前の名物。
桜のシーズンは人手が足りなくなるというのなら、臨時でアルバイトを雇うなり、近隣の東横インに応援を要請するなりすべきだろう。あるいはチェックイン手続きも簡易化できるように、自動チェックイン機を置く等の対策もあるはず。
そういう対策もロクに行わず、ただ客を待たせておくのは無能としか言いようがない。全国のホテルを色々泊まり歩いて、その中には東横インも数十カ所含まれているのだが、ここまで客を待たせることを何とも思わない、それに対する改善も行わないホテルは見たことがない。

特に今回、宿泊客は香港や台湾など、海外から花見に来た客が多いように見受けられた。
こんな生産性の低い、たかがチェックインやチェックアウトも満足にこなせないホテルのフロントを見て、「日本は生産性が低い国だ」と思われはしないか。同じ日本人として本当に恥ずかしいレベルだった。

評価

• 総合1
• サービス1
• 立地5
• 部屋3
• 設備・アメニティ3
• 風呂3
• 食事2

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2023年04月