「松崎」という離れに宿泊しました。とてもよかったです。建物は昔のもののようで、いたるところで昭和初期を彷彿とさせてくれます。玄関の扉をガラガラッと開け、靴を脱ぐと、かなり昔級の段差。中に上がると、天井が低く、ぶら下がっている照明に頭がぶつかりそう。スバラシイ。
そして一番感動したのが離れのお風呂。壁がタイル張り。しかもヒビ入り。正面は岩。お湯と水は別々の蛇口をひねって微妙な出し加減で温度調整。デジタルに慣れた現代人には難しい。そして小さい湯船。入ったら、子供のころ泊まったばぁちゃんちを思い出した。僕の中では重要文化財、いや国宝。今どき探してもこんなお風呂なかなか見つからない。ずっと大事にしてほしい。

パブリックの露天もよかった。1時間ほど入ったけど、その間誰も来ず。そして男湯の入り口に珍しい置物が。詳しくは言いませんが、あやからせていただきました。

夕食もすごい。まず、場所がけっこう広めな個室。お料理はほとんど全部手作り。しかも手間暇かけて頂いているのが一目瞭然。
板さんのおもてなしの心がお料理を通して伝わってきました。

敷地内は全面石畳、途中に橋もあるし、スタッフさんの移動やお掃除はすごく大変そう。
どうやってアメニティやら冷蔵庫の飲み物やらを運ぶのだろうか。
そしていたるところに松の木。しかもしっかり手入れしてある。これだけでかなりコストかかってそう。

あと駐車は高級感溢れるバレーパーキング。ありがとう。

というわけで全部よかったです。また松崎のお風呂入りたい。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2020年12月