マンションや大きめのアパートから戸建てに引っ越した場合、戸建ての断熱性能
が多少勝っていたとしても暑さ寒さを感じることが多くなります。

これは、戸建て住宅のほうが外気に接する面が多いことにより、熱の流入・流出
の面で不利なためです。

上記は一般的なホテルと貸し別荘でも同様に当てはまることで、仮に貸し別荘の
断熱性能がホテルに勝ったとしても快適性の面で上回ることは簡単ではありません。

また、近年は新築住宅の断熱性能は基準の義務化の動きもあり３０年前等と比較
すれば飛躍的に向上していて、利用客の当たり前の水準も当然ながら昔とは違って
います。
いざ泊ってみたら、当人の常識からあまりにかけ離れた状態で途方に暮れる可能性
は増えています。
海外の利用客も居るはずですが、欧米だけでなく東アジア地域でも日本の住宅より
この面で進んでいるので、認識ギャップはさらに大きいはずです。

これらを踏まえ、以下のような情報をきちんと開示していただきたい。
・２４時間換気設備の有無
　→私の泊った棟の場合、「無し」
・窓の仕様（ガラスが単板か複層か、窓枠がアルミか樹脂か等）
　→私の泊った棟の場合、「ガラスは単板、窓枠はアルミ」
・断熱の程度（無断熱か、新省エネ程度か、次世代省エネ程度か等）
　→私の泊った棟の場合、室温の推移から「無断熱」と推定
・暖房器具の種類（ファンヒーター・灯油ストーブ　※密閉型か開放型かも、エアコン、床暖房、パネルヒーター等）
　→私の泊った棟の場合、開放型ファンヒーターおよび開放型灯油ストーブ
　　つまり、室内に排気をぶちまけるので、２４時間換気設備がない状態
　　では使用を誤ると健康を害する。

文字にするだけなので、設備改善の必要性などなく簡単に即時にできることです。
顧客との認識の相違を無くそうと真摯に考えるならできるはずです。

私は家族に不要な苦痛、我慢を強いてしまったことを後悔しています。
少なくとも冬に泊ることはもうないでしょう。

評価

• 総合1
• サービス1
• 立地3
• 部屋1
• 設備・アメニティ1
• 風呂1
• 食事2

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2019年01月