夜になると鹿の声が聞こえる。浮世を離れの遁世三昧の一端を味わいたいと秘かに願う諸兄姉には是非とも一顧あれ。露天風呂に入りながら、ふと、竹林の七賢人と酒を酌み交わしたような錯覚を覚えたのは、幻か・・・。料理は炉端焼きの山珍味。地酒もうまかった。温泉は湯温が低いためボイラーで過熱していますが、泉質は含硫黄泉で、しかも、飲んで美味しいんですよ。硫黄特有の臭いが、最初は鼻につくんですが、一杯、二杯・・と飲むほどにハマります。帰宅してからの富士山の湧水のもの足りないことと言ったらありゃしない。部屋は昔の湯治場を考えてください。ただ、あの温泉は歴史の波間に消し去るにはあまりにももったいない気がしました。是非、お試しあれ。

評価

• 総合4
• サービス5
• 立地4
• 部屋2
• 設備・アメニティ5
• 風呂4
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2010年10月