なんという素晴らしい宿なんでしょう、皆さんの口コミ通り、こんなに暖かみのある宿は他にはありません。同宿した客の間には、まるで旧知の仲のような会話が弾み、そのまま夜が明けないで欲しい。と言った思いさえしました。こんな気持ちになるのもオバチャンのもてなしの心が旅する人たちに伝わるからだと思います。翌日の行動を気にして後ろ髪を引かれる思いで自分の部屋に戻らなければならなかった事が残念です。
　６月１８日は私達夫婦とそれぞれ道内に仕事で赴任している物静かな紳士と、ビールが大好きと言う可愛らしい女性、それと宿のオバチャン。たった一晩の時間はあまりにも短すぎました。
　落雷の影響でテレビが壊れ、修理に出ていた事がなおさらにみんなの距離を縮め、楽しい会話をもたらしたのは言うまでもありません。いっそのこと、今後も映像の出るテレビは置かず、音声だけの情報でもいいかもしれません。
　一つ申し訳なかったのが、搾りたての牛乳をわざわざ早朝から出かけて入手していただいたのに、誰も飲まなかった事。本当は牛乳が大好きな私ですが、高脂血症の事を考えると口にする事ができませんでした。ごめんなさい。
　旅人宿「給食室」は皆さんに推薦しますし、いつまでも残って欲しい宿です。どんな立派な施設を有した宿でも、オバチャンの心温まる給食室には適いません。機会があればまた伺います。
なお、評価はすべて５なんですが、サービスと総合評価を引き立てるために、他は４としました。本当はぜ～んぶ５です。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地4
• 部屋4
• 設備・アメニティ4
• 風呂4
• 食事4

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2011年06月