玄関に入るなり、いらっしゃいませの言葉もなく、予約のチェックされる。しかも記載漏れしているのでモタモタしている。守衛か？
雨傘の雫垂らしたまま、傘袋をくれるなり、置き場を指し示すなりがあってもいいものを、そのまま上がって、宿泊者名簿記入の席で待たされる。係りがなかなか来ない。
夕食時間の指定が、五時半か七時四十五分しかない。が、最終的には後しか空きがないとのこと。
その他、館内の案内も暗記したままよどみない説明で、相当譲歩しても心こもっているとは思えない。サービスしている段取りはわかるものの、宿側のパフォーマンスでしかない。
それでも、自分が選んだ旅館だから、十分楽しもうと、心がけた。

温泉はよかった。
夕食の部屋も悪くなかった。
調理の説明など、やっぱり丁寧であっても、邪魔に思える。お品書きにあるしね。
落ち着いて食事を楽しめない。チェックイン時に翌朝食事時間を決めたのに、ここでも又たずねてくるのだ。
美容院の客じゃあるまいし、黙ってされるままになっているのを想定でもしているかのようだ。
仕切を隔てた両側のお客さんからも、談笑が聞こえない。
食材も味も悪くないのに、早く席を立ちたい気分だった。
翌朝食事で追加した、ビール代が、チェックアウト時の勘定書きに入っていない。
いくら悪印象印象の旅館でも、黙っている訳にはいかない。
長く待たされて、確認がとれて、書き直した請求書通りの支払いを済ませた。

惜しい。伝統と好立地に依存しているのか、従業員には自覚が見られない。不満があるのでは？

評価

• 総合1
• サービス1
• 立地4
• 部屋2
• 設備・アメニティ2
• 風呂2
• 食事2

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2015年06月