皇族御用達の宿、との事で期待していたが、見事に裏切られた。

チェックイン後、案内係の女性は、部屋の前で鍵と荷物をこちらに渡すと、室内の説明もお茶も出さずに帰ってしまった。

部屋には浴衣はあるが、丹前が無い。希望者にはフロントで貸し出すとなっていたが、浴衣とは本来下着であり、そのまま館内を歩かせるのは非常識。

洗面所と浴室併せて、小さな固形石鹸一個しか用意されていない。シャンプーはフロントで女性限定でボトルのシャンプーとリンスを借りるシステム。しかも使用後すぐに返却に来いと言う。使い切りの小さなパックのものを用意すれば済むはずだが？


指定時間に食事に行ったのに、すでに冷めきった料理が後の指定時間の人達の分まで、すべてのテーブルに並べてあった。

「馬刺＆赤牛溶岩焼き　懐石プラン」だったが、馬刺と溶岩焼きは確かにあったが、本物の赤牛かは疑問。固形燃料に火を点けると、石がまだ温まっていないうちから、すぐ肉を乗せて焼くよう急かされる。何か事情でもあるのか。

揚げ物として出てきたのは、小さなはんぺんにパン粉をつけて揚げたもの。土地の名物なのか？そうは思えないが。

前菜（先付）の皿に、土産物にあるようなあんこ入りの菓子が並んでいる。これでは酒も飲めない

追加で頼んだ名物という地鶏のたたきは、ルイベのように凍っていて１ミリ位の厚さで６枚で７００円もした。

今回の料理で温かかったのは、（自称）赤牛、ご飯、お吸い物（ここにもはんぺん）、揚げ物（はんぺん）のみだった。

最後に、デザートとして配られたのはプラスチック容器に入った、コンビニで売っているような安っぽいオヤツだった。

もしもプロの料理人がいるのなら、良心と才能を疑う。翌日の朝食はバイキングとのことだったが、行く気にならなかった。

大浴場には使用済タオルを捨てる箱が用意してあり、そこには「翌朝も入浴される場合はタオルを持ち帰ってください。新しいタオルの支給はできません」との但し書きがある。ここは温泉旅館ではないのか？

以上、特に目に余る点についてのみ記載した。
楽天トラベルとしては、このような宿の現状を把握しているのか？しているならなぜユーザーへの紹介を続けているのか？
あまりにも無責任だ。早急にご回答いただきたい。

評価

• 総合1
• サービス3
• 立地4
• 部屋2
• 設備・アメニティ1
• 風呂3
• 食事1

宿泊年月

2009年10月