45年近く前に女川に両親が住んでいました。76歳になった母親が「次はないだろうから今のうちに女川を見ておきたい」ということで、茨城の南端から軽自動車で一泊二日の強行軍で旅行しました。チェックインが予約時に伝えていた時間よりもかなり遅くなってしまいましたが、電話を掛けた際、「気を付けていらしてください」と感じよく対応くださいました。温泉がとてもよかったと母親と9歳の娘が言っており、夜も朝も温泉を楽しんでいました。部屋などの建物は古く、地震の影響もあってだろうと思いますが、決して素晴らしいとは言えませんが、そんなことが全く気にならないほど、従業員の皆さんの自然で気持ちのいい対応のおかげで、ほんとにすばらしい滞在になりました。レセプションの方、食堂の方、売店の方・・・皆さんが全員心を一つにして、「がんばっぺし！女川」を力強くやっておられるのがひしひしと伝わってきました。2日目チェックアウト後に訪れ目にした女川の街は絶句するしかない状況でしたが、仮設住宅で道を聞いたおばあちゃん、「きぼうのかね商店街」、「コンテナ商店街」の店の方など、皆さんがとてもなつっこく話しかけてくださいました。仮設のおばあちゃんに、昔住んでいたことを伝えた際、「何もないから、よーく見ていきなさい」と言われ、帰りの道すがら、運転しながら涙が止まりませんでした。女川の華夕日の皆さん、女川の皆さん、ありがとうございました。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋3
• 設備・アメニティ3
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2012年08月