GWの間に東北旅行と被災地の激励を兼ねて東京～仙台～松島～女川～南三陸町～気仙沼～一関～十和田湖～東京のコースをマイカーで旅をしました。
　被災地の復興は進んでおらず、新しくたったわずかな家と新しい数え切れない新しい墓標が目立っておりました。一日も早い復興を祈念しております。
　１泊目に泊まった「華夕美」さんは、女川町にある宿なのですが、「幸い１ｍの津波と１ｍの地盤沈下ですんだ」と女将さんが食事中に挨拶に見えて教えてくれました。被災直後は避難民を半年お世話したというお話を伺いました。
　夕食の刺身の盛り合わせは、「少ないより多い方がいいでしょう」という女将さんの言葉通り新鮮なものがいっぱいでした。ウニ、イカ刺し、ハマチ、ブリ、タコ、マグロなどに加えてホタテ、ホッキ貝まで２人なのに４人前は出ていたように思います。タマネギをくりぬいて出された蒸し物は上品なお味ですてきでした。肉しゃぶも柔らかいお肉で楽しめました。
　朝食はバイキングでしたが、テラスで焼上がったサンマが提供され、食べ放題のデザート、小豆ときなこのお餅まであって堪能することができました。
　男性用のお風呂は４階にあるのですが、海が一望でき飲み込まれそうな気分になるほどです。
　ホテルの地盤が海水につかりそうな別棟は地震の被害を修復中ですが、心温まるおもてなしをできるだけ多くの方に楽しんで頂き、復興のお手伝いにも役立てば、と投稿させて頂きました。暖かいおもてなしに満足してもう一度訪れたくなるお宿としてお勧めです。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋4
• 設備・アメニティ4
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2013年04月