・ロビーは外観と等しくイタリア的な風情で、部屋は英国アンティークを意識されたものです。壁や卓上のランプがアールヌーボーっぽく、サイドボード、ベッド、ゴミ箱などすべて落ち着いたアンティーク調木目で統一、金具も真鍮っぽく色調を揃えていて、きずやすり減りもむしろ味があります。ビジネスホテルの価格には、部屋の広さ、アメニティーその他、十分です。壁はクロスではなく、塗り壁でこだわりがあります。
部屋の絵がダリ風でベッドカバーの柄とはあっているのですが、欲を言えば、アールヌーボーのランプには少し合わないと思いました。これは私の感覚ですので、一般的かどうかはわかりませんが。
・卓上ランプは仕事ができるように意識されたのでしょうか、本来のムードランプより明るい球が付いていますが、卓上の低い位置でまぶしいため、事務の長時間には不向きです。
・かぎはオートロックです。
・やや部屋にたばこ臭があり、この程度はしかたがないかと。
・お風呂はユニットバスには広めでゆっくりできます。
・ティーバッグは煎茶一個のみです。
・ロビーに置いてある本や本棚は、経営者のかた？の自宅からもってきたものでしょうか。本棚が日本の家庭用の雰囲気、とくに１本は黄土色系の本棚で周囲との釣り合いがとれないため、せっかくのヨーロピアンのロビーの中にあって、日常の生活感がありました。
・ロビーのトイレもきれいで設備もよいです。