連休中に１泊しました。
皆さん書いていらっしゃるように、部屋は古くて掃除もイマイチですが、眺めは海とお城が見えて非常にいいですし、温泉も質がよく清潔でした。
フロントや、仲居さんの応対も非常に親切でここち良いのですが、お食事があまり吟味されたもので無く残念でした。

宿のプランだと、\15000で蟹どっさり、\17000で船盛り、\18000で伊勢エビとあったのですが、これまでの経験で旅窓経由の方が安くて良い待遇になるので、旅窓の\16000で予約して楽しみにしていました。
しかし、お造りはアジのタタキをメインに3,4種の一皿で後は煮物中心でちょっと見劣りしました。
やっぱり\16000と言っても部屋出しだと抑え目な内容になってしまうのでしょうか。
揚げ物（海老しんじょ、野菜）、里芋タコ茄子の煮物、酢の物、シーフードグラタン（硬いアワビと小柱、小海老など）、まぐろのツミレ小鍋、茶碗蒸、炊き込み御飯、お椀、デザートなどでした。
よくある旅館の食事と比べて、お魚の焼き物、八寸などが無かったですね。
お味はどれもオーソドックスにしっかりしていて美味しく全部食べれたのですが、逆に旅館の食事で女性が完食できてしまう量というのも寂しいものではないでしょうか。

もう少しお金を出せばいい料理が出るのにと言われるかもしれませんが、一番安価なプランの客も満足させないとマーケティングとしてもったいないと思います。
お料理をもっと特徴もたせて、熱海に来たというインパクトのあるお魚の一品でも工夫して満足度を上げればまた行きたいと思う宿になると思うのですが残念です。
朝ご飯のアジの干物も熱海なのにそう良いものではなかったです。
駅近と眺望、泉質の良さに寄りかからず、改良していって続けて欲しい宿ですので、細かく厳しく書かせていただきました（笑）頑張ってください。