露天風呂つき客室「紅」に1泊させていただきました。これまで何度か同種の部屋に泊まりましたが、最高でした。ゆったりすぎるテラスに二組のテーブル＆チェア。それぞれの場で思うままくつろげるなど至福の贅沢。これこそ部屋つき露天の醍醐味ですね。そして通常は1組しかない旅館タオルが3組も、しかも表裏肌触りの違うものであったり、普通床においてある茶器セットがちょうど腰の辺りの高さに置かれており、とても入れやすい位置にあるなど。連れも「支配人の方は女性じゃないかしら？男性には絶対この気配りは無理だと思う。女性ならではの細やかな気配りがあちこちに感じられる」と絶賛していました。重複や無駄を承知で、そこにむしろ使う側の癒しやくつろぎを創り出す。心癒される自然の風情をさらに存分に引き立てるのもまさに人の技かも、と納得した一夜でした。夕食もどれも贅沢な材料を、しかしさりげなくと言う感じで大変満足でした。蛍も存分に見れましたが、小高い丘(山？)の雑木を背景に飛ぶ姿がこれまたとても良かったです。門前の一連のハーブも好みの身としては楽しかったです。提案ですがテラスや庭にある植物に主だったものだけでも種名を明示したらどうでしょう？お手間とは思いますが、私含め年配の方や中年女性グループは喜ばれると思うのですが。「何だっけ？」とわからなかったテラスの植物。これだけ名札があった「サザンカ」に、「あ、そうか」と確認できたので。いつかまた、よろしくお願いします。ありがとうございました。