建物は古く由緒ある旅館だった。廊下も部屋の中も隅々まで磨き上げられ、さっきまで咳き込んでいた妻の咳が止まっていた。階上のフロントで宿泊手続きを済ませ、早くお風呂にと思っていたが、お茶とお饅頭の接待と宿の説明があり、なかなかお風呂にたどり着けなかった。しかし、翌日のニュースでお風呂で亡くなった人の話を聞くに風呂に入る前にお茶を飲むのも大事かとも思った。お風呂はもう『最高～！！』の一言である。満室だった割にはお風呂は空いており、益々『最高』でした。その日は女性客が多かったそうで、女性の風呂は混んでいたとか。小児頭大のザボンが沢山浮いていたが、硫黄の匂いであまり用を成してなかった。部屋食で遠く海を見ながら食事をしたが、その日はテレビを見ることも無く食事を済ませた。その後『風呂に入るぞ～』と思いながら、引かれた布団の中で眠り込んでしまった。翌朝朝日を部屋から眺め直ぐにお風呂に向ったが、気持ちが良かった。朝食も美味しく頂き、また風呂へ。そして、出かける用意をして岡本屋の売店へ行き名物のプリンを買いタクシーを待った。本当は１０時２４分の電車を予定し、１０時１０分頃出るつもりだったが宿の人が道が込んでいるかもしれないというので９時５０分にタクシーに乗ったが、１０分も掛からず駅についてしまった。３０分近くも待つのかと思ったが、１０時３分の電車に乗れ、大分駅で由布院行きの１両電車に早めに乗り由布院まで１時間余坐って居れたのはあの人に従ったお蔭だと感謝している。明礬温泉はお湯も料理も最高だった。もてなしも最高～！でも一つ風呂上りビールを自販機で買おうと思ったら売り切れとなっていた。連休初日に売り切れは無いだろう。こんなに夕食のビールが待ち遠しかったのは始めてでした。でも全部良かった。また来年来れますように。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2012年01月