１０月下旬に前日予約で初めて夫婦二人で宿泊させていただきました。
奥湯河原という立地らしく、川のせせらぎと鳥のさえずり意外は何も聞こえない静かな環境で、非日常を味うにはぴったりです。
部屋は、昭和初期の和室といった感じで好き嫌いがあるかもしれません。でも、清潔でレトロ感があり、今流行りの改装した和旅館よりはずっと落ち着いて過ごせました。ただ、部屋への入口扉が格子戸のため外廊下から丸見えで（フロアに２室しかないが）、内風呂やトイレにも格子戸横を通らなければならないため、プライバシーに欠けている印象を受けました。
しかしながら、「昔の旅館はこうだった」という女将の説明を聞いた後からは、「そういうものなのかも」と、気にならなくなったことも事実です（笑）。そんな不思議な空気感のある女将とお宿、
お食事やお風呂の泉質は素晴しく、また非日常味わいに再訪したいと思ってしまいました。

サービスについて。
到着時は１８時近くで真っ暗の中、番頭さんが駐車場入り口に立ってこちらの到着を待っていてくだっていたのは嬉しかったです。逆に、旅館入り口で出迎えた女中さん二人に笑顔や覇気がなく、歓迎感が感じられなかったことは残念でした。部屋や設備の案内も事務的、食事に関してお酒の説明を突然まくし立てるように始めたことも驚き（飲酒を希望するとは言っていないのに）、こちらの問いかけにも素っ気ない返答で、かつ、浴衣のサイズがあわないので交換を申し出ても一向にに持ってくる様子も無し。第一印象「失敗したかも」と思いました。
その後のサービスは女将が全て応対し、宿や部屋の歴史や食事の説明が自然な会話のキャッチボールができ、やっと和やかな気持ちで過ごすことができました。女将のホスピタリティーが従業員に行き渡ることを願います。

評価

• 総合4
• サービス3
• 立地4
• 部屋3
• 設備・アメニティ3
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2017年10月