夜勤明け、都心はまだまだうんざりするような真夏の昼下がり、使い切れなかった青春１８きっぷで上野駅から黒磯駅直通の東北本線グリーン車でビール片手に夢見心地の3時間、湯本までのバスは西陽が厳しかったですが、湯本２丁目で降りると心地よい風と嬉しい硫化水素臭～
はやる気持ちのままいつもの松葉にチェックイン、ばたばたっと滝の湯に浸かりました。軽い白濁、いつもの香りで、日頃の内包してた疲労感がすーっと表出、ぬる目のお湯でまーったりさせてもらいました。鹿の湯に比べると浴槽は少ないものの利用者限定でゆったり入れます。今回は滝の湯から川原の湯に梯子。滝の湯と比べるとふた周りは小ぶりな浴槽が二つ。窓が大きくて明るいお風呂、でも鹿の湯と同じ湯で白濁とあの香り、最高です。
今年の夏は各地で甚大な被害が台風によってもたらされましたが、狭隘な谷間に位置するこの温泉地も以前大きな山津波があったことを聖徳太子像の近くの石碑が教えてくれます。昔からずっと温泉を守ってきてくれた人たちに感謝の気持ち、忘れたくないです。これからもよろしくお願いします。
蝉と虫の音が入り混じった夕暮れ、てくてく宿に戻ると「ご飯できましたよ」のおやっさんの声。今夜もありました、ほうれん草とカリカリにんにくのサラダ。美味しい肉味噌のかかった茄子～。
いっただっきまーす～

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2014年09月