口コミで洗面所やアメニティについて書かれている方もいらっしゃいますが、ペンション（洋風民宿）はプチホテルではありませんので、ホテルなどよりお安く、あくまでも個人のお宅へ泊めてただくという本来の感覚を忘れないで欲しいと思います。　ペンション「遊歩道」は、温かいオーナーのお人柄、家庭的な心の籠もったお食事（ハイキングで疲れた身体に浸み込む美味しさでペロリと平らげてしまいました）、ペンションという枠内での精一派のもてなしなどに、懐かしいその本来の姿を思い出させてくれるお宿でした。

８月の下旬、窓を開ければ涼風とともに川のせせらぎが聞こえ、都会の蒸し暑さとは別天地。（固くてあけられない窓あり。　直してくださいね。）　翌朝は早起きしてとりどりの花々の咲くお庭を独占の贅沢な散策タイム。　前庭は洋花も交えたイングリッシュ・ガーデン風、後に広がるお庭は在来種だけを大切に守った「The 清里ガーデン」。 傾斜地の中に小川が流れるという植物にとって絶好のロケーションで、幸せな花たちが生き生きと笑っていました。　木陰や駐車場の後ろ、足元の敷石の間などにも可愛い植物が生えていて見逃せません。　蓮華升麻・草牡丹・節黒仙翁・ソバナ・釣鐘人参・松虫草・小葉擬宝珠・金水引、女郎花などが盛り、名残の山蛍袋も。　主にご主人のお母様が大切にお手入れされていらっしゃるそうです。　踏んだり荒らしたりせず、優しい気持ちで見せて戴きたいものです。

車でお越しの方が多いのでしょう、バス＆歩行派には、ちょっと案内図が分かりづらかったです。　バスの運転手さんがたまたま私たちだけでしたので、近道の前で降ろしてくださいましたが、バス停まで行ってしまうと遠回りです。　また、ハイキング・バスは、「清里の森」に留まる路線が少ないので要注意です。　帰路はご主人御自ら、繁忙期に関わらずひと段落の時間を空けて駅まで送ってくださり大変助かりました。　お蔭様で午前中いっぱい清泉寮や牧場で遊び、無事に予定の列車に乗る事が出来ました。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地4
• 部屋4
• 設備・アメニティ4
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2011年08月