基本ができていないにも関わらず、従業員に負担を強いるだけの過剰接客こそサービスの本質であると勘違いしている節がある。

・備品欠如。割り箸があると書いてあったのに、無かった。
　仕事で疲れて帰ってきたのにまた外に出て貰いに行く羽目になった。

・フロント番号が書いておらず番号を探すのに2分かかった。

・今どきWi-Fiも使えない。近所の激安ビジネスホテルでも快適なWi-Fiが使えた。

・Wi-Fiが使えないということでパソコンを取り出してLANケーブルに繋ごうとしたが、見つけるのに5分かかるところにケーブルが置かれていた。差しとけよ。それなら。

・「”セキュリテイ”のため鍵を必ずお預けください」と言われたので、ほんの数分コンビニに外出する時も、必ず預けていた。
　　連泊した次の日、初めて見た受付の方に「◯◯◯号室です」と伝えたところ、名前を確認する事もなく鍵を渡された。
　　他のホテルに泊まった時なら、私「◯◯◯号室です」→宿泊者一覧表的な紙を確認→従業員「お名前をどうぞ」→私「◯◯です」
　　という流れだったが、号室を言うだけでいきなり鍵を渡されたのだ。
　　セキュリテイのため？ただ単に、いわゆる外部のマッサージを呼ばれたくないがためのホテル都合の対策に過ぎなかった。
　　そのためには、そんな気のない善良なビジネスマン宿泊者の負担なんて関係ないらしい。
　　セキュリテイに関して言えば、『意味が無いどころか有害』だった。

挙げていけばキリがない。
ベッドの時計が狂っていたり（ビジネスマンが泊まる中級ホテルで、ありえるか？）、遮光性が60％くらいしかないカーテンで毎朝太陽光で強制的に目覚めさせられたり。

悪いところだけ挙げてもアレなので、良いところも挙げよう。

・廊下もしっかり空調が効いているところ。
　エコという名を振りかざしたコスト削減に走る他企業に比べれば、これは客思いのサービスと言える。
　それしか思いつかん。

エレベーターが閉まるまで頭を下げさせるとか、客室ごとに手書きの紙切れを置いておくとか、従業員を奴隷の用に扱うことがサービスではない。そんなの、働いた事のない無教養な専業主婦くらいしか喜ばないだろう。基本をきっちり行って頂ければ、それで満足なのだ。

評価

• 総合1
• サービス1
• 立地3
• 部屋2
• 設備・アメニティ1
• 風呂1
• 食事-

旅行の目的

ビジネス

同伴者

一人

宿泊年月

2015年09月