部屋にも談話室にも灰皿があり、禁煙を求める方にはつらい宿坊です。タバコとアルコールの自動販売機を完備。部屋の壁紙は大きく歪んで醜かったですが、１２畳以上あり広々としていたのであまり気にはなりませんでした。平日で宿泊客は私一人だけだったので、接客は怠慢そのもの。午後３時半頃に到着しましたが、共同トイレの明りは消され、中は真っ暗。（残暑厳しい折にも関わらず）便座を温めていたウォシュレットの小さい明りだけが頼りでした。夜７時半ごろに宿に戻るとトイレの明りがついていたので、思わず安堵。部屋に茶葉と急須はあるのに、お湯のポットはありませんでしたし、どこでお湯がもらえるのかも教えてくれませんでした。入浴は夜９時までにお願いしいますと言われ（普段は１０時までだそうです）、８時半に浴場に行くと明りはなく真っ暗。入浴を終えたら事務所まで電話してくれと言われました。浴衣の襟の内側は２０センチほど切れており、おかげでずっと首筋がかゆかったです。それでも「ここは宿坊だから」とつとめていいように考えてました。しかしチェックアウト時の事務所の男性の方の態度はどう考えても酷かったです。鍵を返しながら御礼を言っていると、坐ったままいきなり高飛車な口調で「スリッパを脱いでください」と言われました。宿泊費の請求書を見ようとすると、拒絶されました。接客というより、基本的な対人スキルに問題があるように思えます。大浴場が有名だそうですが、レビュー数の少ないのは納得。今まで色々な宿坊に泊まりましたが、絶対に再訪したくない宿坊のトップです。宿坊でもなく、旅館でもビジネスホテルでもない、極めて不愉快な宿泊施設でした。

評価

• 総合2
• サービス1
• 立地3
• 部屋3
• 設備・アメニティ2
• 風呂4
• 食事-

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2010年09月