外出して、帰って見ると、コンセントに挿してあったはずの携帯電話のアダプタが見つからない。１時間ぐらい探したが、見つからない。よもやと思い、フロントに連絡を入れたところ、係員が部屋に訪ねてきて、「これでしょうか？」と探していたアダプタを見せた。

「なんで、フロントにあるのか」と問いただしたところ、その回答が奮っている。「フロントに降りていました。」との返事。ここのホテルはモノに足が生える不気味なホテルのようだ。

推測するに、部屋のキーパーが掃除の際、なにかの拍子にポケットに入れてそのまま忘れたのではないかと思われる。捨てるわけにはいかないから、こっそりフロントに預けたのだろう。無責任なことに、事の仔細をフロントに報告しなかったと考えられる。

翌日、さんざん文句を言ったら、こちらはそんなつもりは全くなかったが、謝罪のつもりなのか品を渡されてしまった。

品をもらったことより、多少の謝罪の気持ちを示してもらったことで、少し気分を持ち直したのだが、この後が最悪。

風呂から上がって、部屋で寛いでいたところ、ノックをする音がする。こちら風呂から上がったばかりで、すぐ出れないので、寝間着を羽織ろうとしていたら、カチャッとドアが開いて、「あ、失礼しました」と言ってすぐ締めた者がいる。

「え、え、え、？！」鍵かかっているのにどうして入れる？

すぐにドアを開け、「なんですか？」と問いただすと、「社長です。すみませんでした。」

・・・・何？このホテル。家宅侵入だろう。（ホテルは違う？）
現場も現場なら、経営者も経営者だ…。しばらく呆れてしまった。

しかし、なぜ勝手に入ろうとしたのかは今持って謎である。
謎とミステリーの渦巻く怖いホテルだ。もう二度と使わないだろう。

評価

• 総合1
• サービス1
• 立地4
• 部屋2
• 設備・アメニティ2
• 風呂3
• 食事1

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2019年05月