他の方も書いておられるように、満足感しかない滞在でした。

部屋に入ると目の前に広がる鳴門大橋。高台に建っているので、急流に立つ白波まできれいに見えます。
料理はお刺身から淡路牛、そして何より真鯛が丸まる一匹と本当にたっぷり。食材はほぼすべて地元産なのもあって新鮮そのもので、写真以上の満足感。どれも本当においしく頂きました。
温泉はトロトロの炭酸水素ナトリウム泉。入った途端に肌はヌルヌルになります。あまりに濃厚なので上がる前にシャワーで洗い流したほうが良いかもしれません。体の芯までポカポカになりました。
そして接客。どなたも大変丁寧かつ適度に距離も保った接客で、チェックインからお部屋の案内、食事までどれも本当に気持ちの良いものでした。内部の清掃も行き届いており、部屋にはスイセンのお花が活けてあったりと随所の心遣いも素晴らしいものでした。

あまりに褒めてばかりだと説得力がないかもしれないので、人によっては気になりそうな点も挙げておきます。旅館はこじんまりとしており、外見も内装も「豪華なお宿」といった雰囲気はありません。お風呂は地下階で展望はなく、また湯船もそれほど大きくないので、タイミングによってはあまりゆったりできないかもしれません（私の利用時はちょうど一人だけで最高でしたが）。周辺は特に散策して楽しい雰囲気の場所ではなく、温泉街といった風情は皆無です。私はどれも気になりませんでしたが。

温泉と料理と心安らぐおもてなし目当てに、また宿自体を目的に再訪したいと思うような、素敵な温泉宿でした。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地4
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2023年02月