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飛騨高山 本陣平野屋 花兆庵のクチコミ・お客さまの声
食事5
二泊目は食事をグレードアップしてみた。ここまでくると、もはや旅館の食事の領域を超えてしまうほどである。座付きから、軽いこぶ締めの平目の酢かけに、干し子(クチコ?)に、タラバガニの小鉢、といってもたっぷり入っている。椀物の、甘鯛の頭を焼いて蒸し物にするなんて宿では普通出さないだろう。汁まで香高く、やや甘めの純米酒と相性が良く、自制しないと三合は軽くいけそうで危険な味であった。キンキの焼き物は、ここまで大きいと麹漬けでも味が負けることなくしっかりして、脂の良さのみが前にでて美味しかった。飛騨牛は、仲居さんの勧めもありすき焼きにしたが、普段の生活なら絶対にすき焼きにせず、さっと焼いて食べるだろうなと思えるくらいの高品質。ゴボウや春菊豆腐までうまい。割り下も自家製なのだろう。食事の御飯も、お餅かと思うほどのモチモチ感で粒も大きい。味噌汁には蛤が入っていた。食事処を後にする時に視線を感じ、振り返ったらリアルな顔をしたサンタクロース像があった。そう言えば、商業化される前のクリスマス。ドイツではフード付きの黒づくめの服を着た老聖人が、よい子にはご褒美を、悪い子には鞭をと言って各家を回ったと聞いた。その時代のサンタはこのような容姿だったのだろう。食事時に飲んだのとは異なる、今年の搾りたて生酒が売店にあったので、土産にした。こちらも三倍醸造法が席巻する前、甘口の酒ほど上等と言われていた時代は、このような酒を指したんだろうなと思わせる出来で、贅沢な気分に浸れた。
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引き続きのコメントありがとうございます。とくに、今年は初めて飾ったサンタクロースのことは、私も同意見です。(笑)あまりにも、笑顔でない真顔のサンタクロースなので、その真面目そうな風貌に、かえって、親近感がわきました。季節ごとのしつらえも楽しんでいただけるようにしてまいります。次回もお楽しみに。 おかみ
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食事5
投稿者さんの 飛騨高山 本陣平野屋 花兆庵 のクチコミ
二泊目は食事をグレードアップしてみた。
ここまでくると、もはや旅館の食事の領域を超えてしまうほどである。
座付きから、軽いこぶ締めの平目の酢かけに、干し子(クチコ?)に、タラバガニの小鉢、といってもたっぷり入っている。椀物の、甘鯛の頭を焼いて蒸し物にするなんて宿では普通出さないだろう。汁まで香高く、やや甘めの純米酒と相性が良く、自制しないと三合は軽くいけそうで危険な味であった。キンキの焼き物は、ここまで大きいと麹漬けでも味が負けることなくしっかりして、脂の良さのみが前にでて美味しかった。飛騨牛は、仲居さんの勧めもありすき焼きにしたが、普段の生活なら絶対にすき焼きにせず、さっと焼いて食べるだろうなと思えるくらいの高品質。ゴボウや春菊豆腐までうまい。割り下も自家製なのだろう。食事の御飯も、お餅かと思うほどのモチモチ感で粒も大きい。味噌汁には蛤が入っていた。
食事処を後にする時に視線を感じ、振り返ったらリアルな顔をしたサンタクロース像があった。
そう言えば、商業化される前のクリスマス。ドイツではフード付きの黒づくめの服を着た老聖人が、よい子にはご褒美を、悪い子には鞭をと言って各家を回ったと聞いた。その時代のサンタはこのような容姿だったのだろう。
食事時に飲んだのとは異なる、今年の搾りたて生酒が売店にあったので、土産にした。
こちらも三倍醸造法が席巻する前、甘口の酒ほど上等と言われていた時代は、このような酒を指したんだろうなと思わせる出来で、贅沢な気分に浸れた。
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引き続きのコメントありがとうございます。
とくに、今年は初めて飾ったサンタクロースのことは、私も同意見です。(笑)
あまりにも、笑顔でない真顔のサンタクロースなので、その真面目そうな風貌に、かえって、親近感がわきました。
季節ごとのしつらえも楽しんでいただけるようにしてまいります。
次回もお楽しみに。 おかみ