アラ50の私たち夫婦ですから、懐かしがったり笑って済ませる事もできましたが、誰にでもお勧めできる宿ではありませんでした。冬の最上の雪の多さはやはり半端ではなく、結局帰りは宿のすぐ近くで雪にはまってしまいました。地下水での融雪が効いている所と効いていない所の段差が原因です。
建物は昭和40年頃の建築でしょうか。食事処兼用の大宴会場のカラオケセット、花笠などがレトロさをさらに感じさせます。広々とした宴会場に少人数の宿泊客、一人一つずつ石油ファンヒーターを準備してくれました。宿泊料金の安さからは考えられないほどお料理はよかったです。デザートのチーズケーキのおいしさには妻も感動しておりました。年越しそばやかまぼこ、お餅等で年末年始らしさも充分感じさせてもらいました。
ただ、温泉は蛇口やシャワーからお湯が出ず、湯船から汲み出して使う事に(昔はみんなこうでした)。トイレが付いてる部屋でよかったなぁと思ったのですが、掃除が行き届いていないのと、一回流すと次に流せる状態になるまで恐ろしく時間がかかります。(つまり豪雪地帯の冬は凍っていない真水がいかに貴重か再認識)
かなりご高齢のおかみさんが健気に切り盛りされておりました。

評価

• 総合2
• サービス3
• 立地2
• 部屋2
• 設備・アメニティ2
• 風呂2
• 食事4

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2014年12月