湖畔に佇むクラシックなロケーションはなかなか素敵でしたが、
従業員の方や営業方針ももクラシックなのか…
チェックアウト予定時間を過ぎてしまい慌ててたどり着いてみたら、
フロントはもぬけの殻、呼び鈴を押すも反応なし、不安に成り立ちつくしていたら、
配膳途中に部屋から偶然出てきた男性が、こちらを見て
「あっ、もう着いちゃった！」
と大きな声で出てきた部屋の中に叫んで、一呼吸おいてから
「お待ちください」と小走りで対応してくれたのには驚きました。
その後すぐ部屋に通されたのですが、
上着をかけようとクローゼットを開けると信じられない光景が！
かかっていたハンガーに、明らかに使った後のヨレヨレになった浴用タオルが…
まさかの光景はそれだけでは済まず、
ユニットバスのタオル掛にも…
フロントでの一件から不安になっていたところに考えられない忘れ物、
すぐに申し出ようかと思いましたが、
素泊まりの直前プランで激安で一晩泊まるだけなので、
ベッドメイキングはしてあり、浴衣やタオルもあり、お風呂は展望風呂があるので、
明らかに手が回らない状態の時に、これ以上お互い嫌な思いをすることもないかと
ワインをがぶ飲みして黙って寝ました。
天井につぶれた虫が大量に張り付いていたり、
じゅうたんもしばらく掃除機をかけてないのかと思うような恐怖は続きましたが、
展望風呂はお湯も熱く景色も最高で、部屋からも朝は富士山がばっちり見えたので、
それですべてを補ったことにし、早々に退散しました。
その気になれば素敵なホテルなのに、実に惜しいです。

評価

• 総合3
• サービス2
• 立地4
• 部屋2
• 設備・アメニティ3
• 風呂4
• 食事-

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2010年11月