世界で唯一の天然砂むし温泉を、宿泊施設に併設しているのが決め手で休暇村指宿を選びました。
鹿児島中央駅から観光列車「指宿の玉手箱」で指宿駅まで来て、休暇村の送迎バスで到着しました。
砂むしは300年前から湯治に訪れる人々に愛され、血液循環を進めることによって老廃物の排出や炎症性・発痛性物質を洗い出し、十分な酸素栄養を供給することによって人の体をリフレッシュさせるそうです。
鹿児島大学医学部田中教授らの調査によると砂むしに入ると心拍出量が増え、体の深い所の体温が上がるなどたくさんの効き目があることが判り、効果は普通の温泉の3～4倍だとのことです。
その砂むし温泉でたっぷり汗をかいた後、併設の温泉大浴場で汗を流し、さっぱりしてから夕飯をいただきました。
予約したのは、六白黒豚のしゃぶしゃぶとハーフバイキングです。
しゃぶしゃぶが提供されるまでの間に、ハーフビュッフェで好きな料理を準備します。
ハーフビュッフェは猛烈な種類のおかずがコロナ対策で全て小分けされています。
地産地消の料理はどれも美味しかったのですが、さつまいもを使った料理と本場のさつま揚げが特に美味しかったです。
飲物は、芋焼酎利右衛門の赤を水割りでいただきました。
アルコールが苦手な家内が、アルコール度数が高いのにさっぱりしていてスッキリ飲めると珍しく絶賛してくれました。
自分も2合飲んで丁度気分がいいほろ酔い加減の頃に、六白黒豚のしゃぶしゃぶが提供されました。
六白黒豚は、鹿児島産純粋黒豚の中でも流通量の１％にも満たないため、幻とも言われる最高クラスのブランド黒豚で、体に六ヶ所白い部分があるのが特徴だそうです。
餌にサツマイモなどの植物性飼料を配合し、きめが細かく、歯切れが良いお肉だそうです。
実食してみると、脂だけでなく身も甘さを感じることができ、当然のことながらスーパーで買う黒豚とは違う食べ物です。
特別柔らかいわけではないですが、甘みと旨味が全然違います。
いやー美味しかったです。
砂蒸し温泉の後の六白黒豚ですから、ここでしか味わえない贅沢な時間を過ごすことができました。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋4
• 設備・アメニティ4
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2020年11月