大峰山の境界は女人結界と呼ばれてここからの女性の立ち入りは禁止されている。そのことは奇妙は性風俗を生み、精進落としと称して聖地近くに設けられた遊郭で売春をしました。あまり褒められたことではないためか委細を記したものはありませんが、大峰山の西側に位置する洞川温泉は修験道龍泉寺の門前町として発達し、沿道に並ぶ旅館には精進落としの客をもてなす遊女もいて夜遅くまで賑わったそうだ。もちろん今は遊女はいません(笑)が、江戸時代にタイムスリップしたような温泉街を歩いていると艶っぽい情緒を感じてしまう。旅籠の雰囲気をまんま残した旅館群はどこも素晴らしく今回で３日目ですが、ここ角甚旅館は他より群を向いて上等かつ昔の雰囲気がそのまま残されているように思います。利用した新水の間は３間続く広さでスイートルームのようだ。貸し切り露天風呂も隣にあるので客室露天風呂付の部屋よりこちらの方が値段も安いしいいんじゃないかな。広い部屋を眺めながらマッサージチェアに揺られていると遊女が躍っているのが見えるように感じられて奥ゆかしい気持ちになった
。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2021年10月