今回は12000円／人程度のプランで３人で１泊のみ利用しました。部屋の状態は良好で、直に接した従業員の方の対応や気配りの仕方はとても良かったと思います。また、温泉は、硫黄泉の好きな人には格別だと思います。
料理はとても期待していましたが、味付けが我々には合いませんでした。まず、お品書きがないので、食べていて「？？？」な時があります。料理の品数の確保に終始している様子が感じられ、全体的に薄味で個々の料理に「美味しい」と感じられる特徴がありません。一番首を傾げたのが、料理の名前が分からないので書きようがありませんが、明らかに味付けが薄くて出汁も利いていないスープで野菜や小籠包もどきを煮る料理があったんですが、これを我々の中で美味しいと言う人はいませんでした。刺身にしても、エビは完全に殻付で、これを１匹食べるために手を臭くするのはどうかと思います。デザートは桜風味のババロア？ですか、これは出す直前に解凍するのでしょうか、解凍の仕方が、完全解凍のババロア状態、氷の粒が少し残る半シャーベット、完全なシャーベット状態、三者三様で全員バラバラで、どれがホントの仕様なのか分かりません。朝食については、可もなく不可もなく、水準だと思います。出されたみそ汁が、味噌、出汁共にかなり薄目で、具についても特徴がなく、更にこれをミニコンロでわざわざ出す必要がある代物なのか非常に疑問です。
また、車に忘れ物があって、早朝に散歩がてら、合い鍵を持って取りに行ったんですが、鍵がシリンダーに付けっぱなしでした。「まさか」と思い、２台隣の他の宿泊客らしき車の運転席を覗いたら、こちらも付いていたので、「面倒だからこのような管理をするんだろう」と勝手に納得しました。道路に面して停めてあって玄関から死角だったので、悪い人がいれば、いたずら＆乗り逃げし放題です。チェックアウト時には車を預かっていること自体に一切触れられることもなく、料金を払って鍵の付いた自分の車を探して勝手に乗って帰る、という感じで、この値段だと「こんなモンなのかな」という感想です。