提供される料理や飲み物について、残念に感じることが複数ありました。

日高見牛コースとも迷ったのですが、家族三人とも少食なので、少量膳 量控えめの好いとこ取り風雅膳ライトコースにしました。

炊き上がったご飯はとてもおいしかったのですが、一緒にでてきたきゅうりの漬物は宮城鳴子または東北のものでしょうか?普通の全国共通のしば漬けと同じに感じました。また、「季節のデザート」は、カスタードケーキにいちご、オレンジに、植物性の生クリームが添えられているものでした。どれも季節を感じませんでした。

「基本会席の日高見牛コース8品から6品へと量は控えめに…」「宮城鳴子の旬を散りばめた、量控えめの風雅御膳…」「量少なめのいいとこどり…」と書かれていたのでとても楽しみにしておりましたが、ところどころ宮城鳴子でも旬でもない料理があり、期待を下回りました。

朝食のお品書きには仙台味噌を使った大根の味噌漬けの記載がありましたが、提供された料理の中には大根の味噌漬けはありませんでした。つや姫の土鍋ご飯は美味しかったですが、香の物がなかったため、せっかくのご飯が進みませんでした。

料理以外にも、ラウンジのコーヒーは淹れてから、明らかに時間が経過しており、味が落ちていることが一口目でわかりました。ラウンジのドリンクも1階のフルーツ酢はぬるく、3階に設置されているりんご酢と比べると明らかに味が薄く、同じ種類の飲み物にも関わらず、1階と3階で明らかにコンディションが違いました。部屋にはITOENのティーパックタイプの緑茶が用意されていました。

全体的に、客が旅館で口に入る食べ物、飲み物が行き届いていない印象をうけ、他の旅館と比較して、値段の割に残念に感じてしまいました。

気を行き届かせることができないならば、漬物もデザートもフルーツ酢もコーヒーも部屋のお茶も、ない方がまだ、印象がよかったかもしれません。

評価

• 総合2
• サービス5
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ3
• 風呂5
• 食事1

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2022年12月