予約した食事の内容ならば、８５００円であることがチェックインしてから分かった。そこでなぜ１３０００円もするのかを訊ねた。すると高い部屋（文化の館）になっているからだという。ネットから予約するときには、そのようなことは一切分からない。
最悪は、食事の内容だ。腐ったような蟹の足、合成肉を使った焼肉など人間が食べる代物とは思えないものを食べさせられた。「彩り和食会席」と称してはいるが、最低の夕食だ。食材に恵まれた鹿追町がすぐそこにあるのにも関わらず、こんなものを食べさせらた私たちは不幸だった。素晴らしい北海道のイメージをこの旅館で壊された。

団体客と一緒にまるで結婚式場のような大きな部屋で夕食をさせられた。しかも、美術館と称した大広間の隣にあり食事をする雰囲気ではない。バブル時代に経営者が儲けた金で買い集めた美術品と称する絵画や彫刻を並べていた。成金の趣味丸出しのそんなものを見に来たわけではない。客としては、自然いっぱいの中で美味しいものを食べ、温泉を楽しみにしてきたのだ。
団体客を無制限に受け入れるこのような旅館は個人客には見放されるだろう。もう二度と行きたくない。
楽天トラベルは、ここを紹介することをやめるべきだ。

【ご利用の宿泊プラン】
◆夕食はレストランで「彩り和食会席」プラン
文化の館・和室（１０畳）【夕食：レストラン】