露天風呂というよりは、大きく窓が開く浴室というべきで、半露天という言い方がせいぜいだと思います。窓に網戸はなく、換気扇もないので浴室がサウナのようにムンムンして使い勝手が非常に悪かったです。ただ、子供のころからの憧れの有馬温泉に来ることが出来、部屋風呂で金泉に入れたことはとても良かったので4点にしました。テレビの位置がすこぶる悪く、これまた使い勝手が非常に悪かったです。床の間に空気清浄器を置くのであれば、床の間にテレビがあっても辻褄は合います。見やすいところに置いて下さい。和室のため布団を仲居さんが敷きに来てくれましたが、その敷布団が薄く、腰、背中が痛くてよく眠れませんでした。せめて布団の下に、三つ折りのマットレスでも敷いてくれれば、旅館の寝具はまあこんなもんかなとあきらめもついたと思います。女将をはじめスタッフの皆さんは同じ布団にひと晩でも寝たことがあるのでしょうか？寮の寝具ならばまだしも、それなりのお金をもらうにあったって、これでいいのか皆さんで話し合ってほしいところです。トイレットペーパーは消耗品で、ロスも多いのでしょうが、格安のビジネスホテルではないのですから、品選びに神経を使うべきだと考えます。洗面所にある籐製っぽい脱衣かごに、まるで幼稚園児に持たせるお弁当箱入れか上履き入れにするような柄の布が敷いてあり、物凄い違和感を感じると共にがっかりしました。このセンスはどこから来るのでしょうか。全体的に統一感がなく、ちぐはぐな感じがしました。どういうふうにしたいのか、どう見せたいのか、何処へ行こうとしているのか全く分かりませんでした。食事は普通に美味しかったです。値段相応かどうかはおおいに疑問が残りました。スッタフの皆さんは日常の一コマかもしれませんが、東京からわざわざ有馬温泉を目指して行った私たちには特別の日でした。とんちんかんな大阪北部地震のお見舞いだったり、廊下を塞ぐようにカートを置いてしまったり、街の情報に疎かったり、スタッフの未熟さもところどころ見えました。これから勉強を続けて、さらなるスキルを身につけて、行ってほしいと思います。旅の思い出に宿泊施設の占める割合は大きいと思います。折角、有馬にあり、金泉も使えるなど、条件は悪くないのですから、現状にあぐらをかくことなく、より良い旅館にするように努力して下さい。

評価

• 総合2
• サービス2
• 立地4
• 部屋3
• 設備・アメニティ2
• 風呂4
• 食事4

旅行の目的

レジャー

同伴者

恋人

宿泊年月

2018年06月