一月に腰椎骨折をし、そろそろ完治なのに仕事終わりが辛い。そんな折に紹介があり、早速行ってきた。
　想像よりも強い湯だ。良質の炭酸水素塩泉に、オゾンとラドンを注入し、入浴だけではなく室内の気体を「吸う温泉」となっている。
　入湯すると体は泡で包まれ、10分で汗だくとなる。普段はサウナを使わないので水風呂には入らないが、ここでは助かった。また、水分補給のためのペットボトルは必携だ。

　初日は、入浴後１時間は倦怠感で体が動かなかった。
　考えてみると、痛いところあって来るわけだが、放射線による刺激は筋肉、神経、血管全てに起き、いっぺんに効いてくる感じだ。うまく入らないと体の負担も多い。
　腰の方は塗布薬との併用でうんと楽になったが入浴後の倦怠感で夕食以外は外へはほとんど出ず。

　ドイツ、オーストリアの洞窟ラドン温泉治療では、隔日6回（２週間）で、治療後一ヶ月に最も効果があったというのだからしばらく東京で様子をみたい。93歳の御老体が足湯だけで浸かっていた。週に２回来るそうだ。

　地元の日帰り客が投入口で打たせ湯をやる（大浴槽）湯がはねまくって大迷惑。今じゃ、どこでも浴槽内の湯かぶり、打たせ湯は禁止しているので、フロントと話してみる。「他の客に迷惑にならない範囲で許容している」とのこと。昔からの慣習もあるそうだ。そう言えば、県の観光パンフの写真でも打たせ湯をやっていた。ただやっぱり湯の投入口は気分良くないなあ。腰（お尻）当ててる奴もいたし。

　温泉旅行というより治療施設のイメージがある。しかしこんなフリーな入院なら大歓迎。

　何よりも富士に見守られる町は素敵だ。

　#山梨県　#竜王ラドン温泉　#湯とぴあ
　#ラドンによる本格的な療養温泉

評価

• 総合4
• サービス4
• 立地4
• 部屋3
• 設備・アメニティ4
• 風呂5
• 食事3

旅行の目的

その他

同伴者

一人

宿泊年月

2024年05月