1.荷物の扱い
当日は中サイズのキャスタ付きスーツケースで投宿し、フロントでの記帳後、女性の部屋係の方がそのスーツケースを抱え、床を転がすことなくエレベータまで運んで下さいました。
ここまでは過剰とも思える配慮なのですが、部屋に入った後、そのキャスタをそのまま畳の部屋に置かれました。
一部屋しかない和室における畳は、寝具でもあるにも関わらず、外を転がしてきたキャスタをそのままその畳の上に置くとは、土足で上がるのと同じ事です。
土足で歩く場所とそうでない場所をきちんと区別して下さい。

2.給湯設備
外を散策してから、作務衣に着替え風呂に向かうと、「給湯設備が故障してお湯が出ない」とのこと。
浴槽に湯はあったのでかけ湯で洗うことは可能でしたが、山奥の秘湯では無いのですから、道中汚れているところ蛇口無しで洗うのは厳しいものがあります。
しかも、浴場の入口でこの「限定的利用」の案内をされました。もし、到着直後に案内があれば、他のオプションがあったはずです。
仕方が無いので、近隣の温泉宿で共有している「温泉手形」を利用し、それが利用可能になる18時まで待った上で、別の温泉宿に湯を借りに行きました。
念のために申し添えますが、夜、食事後に、この宿の大浴場も利用しましたが、お湯を借りた旅館よりも、お湯は良い感じでしたし、地下にある「ゆめみの湯」は、さらに良いお湯でした。これらの評価として風呂の評価は4にしています。
しかし、温泉宿で湯に入れないというのはサービス上、致命的です。
この不始末に対し、C/O時にはサービス券の類いも含め謝罪も一切ありませんでしたし、トラブルがあった際の対応がお粗末に過ぎます。そこで設備・サービスの評価を下げました。

３．館の違いによる差別的扱い
二人のみであること、あまり広いと寒いこと、たくさん食べることが出来ないので、「ぬくもり館」のプランで予約しましたが、食事会場に行ってから、この宿には「ぬくもり館」と「ふるさと館」の2種類があり、双方は部屋タイプのみでなく、食事、作務衣など色々な点で格差を付けていることが判りました。
価格で選んだのでは無いのに差別的な扱いは不本意です。
初めて宿泊するものにとってはプランの案内に、「廉価版」と「豪華版」があるともっとはっきりと記載しなければ判りません。

評価

• 総合3
• サービス1
• 立地5
• 部屋4
• 設備・アメニティ1
• 風呂4
• 食事3

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2013年10月