門から玄関へのアプローチ、よく手入れされたその佇まいは京都の禅寺のような塔頭らしい品格を感じ程よい緊張感を味わえた。朝のお勤めは遅めの７時から、護摩焚ではなく僧侶お一人で短めの読経、同じ宿坊でもそれぞれスタイルが異なる点のあることを知る。室内・廊下・洗面所なども清掃が行き届いており心地よいものの、地形上多湿なのは避けがたいと察する。まめな布団干しや乾燥機の導入が必要では。押し入れや布団のかびくさがやや気になった。量は少なめ一品一品愉しみたいコースだったが、精進料理の内容について少しでも説明があって良さそうなもの。運ばれてきただけなのは意外。庭で鳴く蝉について話題を持ちかけても興味がない様子。最々底限の会話しか交わせなかった。自然や生き物に対しての僧侶らしい、あるいはお寺らしい一言に触れたいもの。宿坊に泊まりよかったという感がもひとつ足りなかった。

評価

• 総合4
• サービス3
• 立地4
• 部屋4
• 設備・アメニティ3
• 風呂3
• 食事4

旅行の目的

その他

同伴者

家族

宿泊年月

2022年08月