2月10日に嫁さんと二人で宿泊させて頂きました。湯の鶴を訪れたのは25年ぶり。世間の雑踏を忘れさせてくれる温泉地。温泉の湯は、肌にまとわりつくようなしっとりとした泉質。露天から眺める棚田、内風呂の岩風呂、貸し切り風呂も夫婦二人で窓をあけて景色を堪能。いずれも湯ノ花が少し咲いていました。ご主人の優しそうな顔つきと部屋までの案内に、こちらも和やかな気分に。食事処は泊まり客が一緒になりますが、すだれでお客さん同士を仕切ってくださり個室気分で、美味しい食事を楽しめました。二人でしたので、アワビ（生をテーブルで踊り焼き）と伊勢海老（こちらは熱々のグラタン風）、それぞれ出して頂き、ヒラメ、太刀魚ほか5種盛りの刺身、豚しゃぶ等々、とても美味しかったです。朝食には温泉豆腐でしょうか？熱々の豆腐を食べながらほんのり張ってくる湯葉。ご飯をお代わりして、朝からお腹いっぱい。おもてなしを感じさせて頂くお宿でした。一方で、川沿いの崖を段々に利用しながら建てられているため、階段が多いこと、お宿内を歩く距離が長いこと、還暦夫婦には問題はありませんでしたが、ご高齢の方にはお宿のご主人にご相談されるといいかと思います。また、ほかの方の口コミにもありましたが、お宿内でのスリッパ、イ草のスリッパ、足裏が案外滑りやすく、階段を上り下りするとき、移動するときには少々難儀しましたし。足表が刷れてしまって、帰宅した際、二人とも皮膚が赤くなってました。提供して頂いたソックスだけでお宿内を歩いた方がいいかもしれません。加えて、水俣市内から湯の鶴まで、コンビニなんてないので、お酒を飲まれる方は、水俣市内で購入し、お宿に持って入られるといいかもです。お部屋には冷蔵庫が備えてあります。川のせせらぎを聞きながら入る温泉、そして寝入ることができる部屋、二人とも本当にゆっくりくつろぐことができたことにお礼申し上げます。

評価

• 総合4
• サービス5
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ4
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2024年02月