仕事明けで放浪癖が起き上がって、かねてから気になっていた糸魚川の奴奈川神社へ行こうと思い、大阪を出発して奴奈川姫に由来する姫川沿いのこのホテルにお世話になった。
施設はリゾートを意識しての造作だが、バブル期の気配を醸しつつ、やや時間を感じさせる。
しかし、清潔に保たれてメンテナンスも行き届いているので施設も部屋も快適に過ごせる。
大浴場は広く、泉質は塩泉でフォッサマグナの地球の割れ目から湧き出ている感じがして湯に力がある。
注文をつけるなら、大浴場の開口部は全面ガラス張りなのに外側の汚れでせっかくの景色が十分に楽しめなかったのが実に惜しい。
少ないスタッフで頑張って運営されてるのは隅々から感じることができるが、惜しいものは惜しいということだ。
ゆっくりしようと思っていたが、急用で大阪に向かわねばならなくなり、早朝のチェックアウトで朝食も摂らず朝、受け取るはずの幻の鱒ずしを無理を言ってキャンセルしたのが残念だったし、ヒスイ海岸で拾った翡翠らしき？小石を鑑定して欲しがった。
奴奈川神社が摂社として祀ってある天津神社も神さびて出雲や縄文の関わりを纏う古格な神社なので、また、あの神域に身を置いてみたい。だから、時間を作って再度来よう。今度は大糸線で翡翠の源流を訪ねてみたい。

評価

• 総合4
• サービス4
• 立地4
• 部屋4
• 設備・アメニティ4
• 風呂4
• 食事-

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2013年07月