3月4日、初めて中禅寺温泉を訪れました。

中禅寺温泉には多くの老舗のホテル・旅館が軒を連ねていますが、中でも四季彩さんは、湖畔から少し上った小高い場所にあります。国立公園内ですので、木を切ることはできないのですが、木々の間から垣間見える湖畔は、それは素敵でした。

東武バスのフリー乗車券で中禅寺温泉バスターミナルまで来たのですが、3月上旬なのに寒い！　とのことで、ホテルの方がBTまで迎えに来てくださいました。残雪が目立ち、夜には、はらはらと粉雪が静寂の中で舞っている状況でした。

さて、夕食。目を見張るものがありました。まずは、外は真冬なのに、春の苦味を感じさせるたらの芽昆布締め唐墨和え。吸い物の真丈はまた絶品！　名物の湯葉を始め、冷水でしっっかりしめたお蕎麦、テーブルメニューにあった岩魚のお造りを注文したんですが、これなんて相当の自信がないと客に出すことができないでしょう。

実は、母の還暦祝いを兼ねていたのですが、夕食時にちょっとした贈り物をくださいました。恐縮しつつも母は大変喜んでいました。こうしたお気遣いは、嬉しいものです。

お風呂は、いつまででも浸かっていられるような軟らかいお湯。粉雪を見ながら静寂に浸る気分は最高でした。湯冷めすることなく、ほこほこと温まってとても満足でした。

朝の出発時には、快く正面玄関での写真撮影にも応じてくださり、さらにBTへの送迎をお願いしていました。ところが、時間があることをお伝えすると、中禅寺（立木観音）方面へご案内してくださいました。

思い出に残る素晴らしいホテルだと思います。また、季節を変えて訪れてみたいホテルですね。ありがとうございます。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地4
• 部屋4
• 設備・アメニティ5
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2011年03月