上野精養軒にお世話になる様なハイソな生活はしていませんが、15年以上昔にちょくちょくと六本木で精養軒が経営されているカレースタンドで美味しいカレーとハヤシライスを食べさせていただいていました。カレーも良かったのですが、一番の楽しみはカレースタンドの狭い厨房で働くお爺さんシェフに会う事が楽しみでした。お爺さんシェフは精養軒の厨房で定年を迎え、六本木のカレースタンドでの定年延長も間もなく終了と話を伺いました。当時の六本木では本当にありがたい低価格なカレースタンドにもかかわらず、初めて食べた日にお爺さんシェフから『カレーソースは足りていますか？』とカレーをお皿に足して頂いた事が今も忘れられません。
そんな思い出深い精養軒に初めての宿泊がこちらの宿となりました。特に何か武蔵小杉に用事があった訳では無いのですが、彼女と二人で近場でゆっくりしようかと当日に予約してお世話になりました。
ふらりと行きたい時に部屋が無いと寂しいので細かい話は控えますが、若いスタッフが多い様ですが、定年間際のお爺さんシェフから感じた『おもてなし』は受け継がれていくと期待させてくれる様な嬉しくなる宿です。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地4
• 部屋5
• 設備・アメニティ4
• 風呂4
• 食事-

旅行の目的

レジャー

同伴者

恋人

宿泊年月

2017年01月