多くの高級旅館、ホテルに宿泊しておりますが、満足度が高い宿の１つです。基本的に同じ宿に泊まることはあまりないのですが、リピートした数少ない宿の１つです。
コストパフォーマンスも高く、リゾート内の雰囲気も大変良いです。
「すまう」というコンセプトは連泊率、平日稼働率を高める効果がありシナジーが高いと思います。ただ、そこにフォーカスした時に、改善すべき点がいつくかありましたので、ご報告差し上げます。

①食のバリエーションのなさ
連泊した場合に料理のバリエーションがないのは致命的です。特に炭水化物がほとんどありません。他の旅館であれば夜食の定番の麺類やお茶漬けがないのは寂しいものです。例えば、パスタは乾燥パスタとソースを冷凍保存しておけば良いので、追加コストが少なくメニューを増やせます。ピザ、リゾット等も作り置き冷凍でも品質が落ちにくいので検討して欲しいと思います。

②室内清掃なしにした場合のインセンティブ
ある程度のホテルですと、エコの取り組みとして連泊者の室内清掃なしの場合インセンティブを出してます(割引券やデザート等)。連泊者を念頭に入れるのであれば、こうした取り組みを検討すべきです。

③外国人スタッフの教育
外国語対応スタッフですが、彼らは日本人スタッフと比べて生育環境の違いから「気付き」が弱いです。気付きとは発想力ですから、発想力がないと言えます。フィードバックがないと発想力も育ちませんので、利用者がスタッフへの感謝や思ったことを書くビジターカードを用意しても良いと思います。(記入した場合小さなインセンティブもあるといいかもしれません)

④共有ラウンジ
ラウンジの菓子類、カップラーメン等がなくなっていたのは、マイナスが大きいと思います。ここは宿泊コストに乗っけてでも維持すべきところです。海外旅行者は日本のお菓子や、日本発祥のカップラーメンに興味がある方が多く、これらは数百円の導入コスト以上に効果が高いと思います。大量に持って帰るマナーの悪い方もいるかもしれませんが、他の高級旅館にはないサービスでしたので、独自性という面でも訴求性が高い取り組みであると思います。

長々と書きましたが、温泉の泉質も良く素晴らしい施設で、また泊まりたいと思います。

評価

• 総合5
• サービス4
• 立地4
• 部屋4
• 設備・アメニティ4
• 風呂5
• 食事3

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2018年11月