昨年、西国三十三箇所の竹生島参拝の帰りに長浜港に上陸し、ロイヤルホテル以外に新しくホテルできているのを知り、お江さんの博覧会見学を兼ね、宿泊しました。総じてよかったと思います。部屋も料理もよかったと思います。
ただ、ロビーなど共有空間が少ないのに結婚式のお客さんが多いのかざわついている感じでちょっとしっくりしません。
それから偶々でしょうが、食事のときに月一の省エネのモデルデーだとかで、消灯されすべてろうそくの灯だけでした。料理の形も色も見えず、老眼がかっている年寄りには折角の近江牛も十分には味わえませんでした。使用しているろうそくは固体の柱状ならまだしも、蝋が液体で下方には全く光がいかないコップタイプで、照明としては最悪です。また６個もつけてパラフィンを直接燃やしているのだから、CO2を出しっぱなし。本当にエコなのかも計算して欲しい。確かにバーだとか酒だけの席で音楽でも流れ、ムードを楽しむのはよいでしょうが、食事には最悪。昔、NYのセントラル駅でオイスターバーのバー部門に入り、メニューも見えなかったことよりはましでしたが。それに何かホテルの勝手を客に押しつける経営精神がどこかおかしいと思います。２時間くらいたち、食事を終える頃には少しは暗めになれ、貴重な経験をさせていただきました。
そういえば、３月、雄琴温泉に宿泊したときも近江牛が売りでした。近江牛といわれても滋賀県を旅行しても牛を見たことがないので、料理の味をきかれた際に、美味と答えるとともに、メインの飼育なり、放牧場所を質問しても事後の回答もなしでした。サービスや商品の社員教育もまだまだ見かけだけと感じました。
折角よい雰囲気のホテルですから、もう少し年寄りの意見も聞いて、お客さんの立場で考えてから、経営していただければ、とてもよくなるのではと思います。

評価

• 総合3
• サービス2
• 立地4
• 部屋4
• 設備・アメニティ3
• 風呂1
• 食事4

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2011年04月