７月２１日、仙台から子供２人を含め家族４人で宿泊。５年前、以前から「金沢に行きたい」と言い続けていた“歴爺”の義父が突然、病に倒れ闘病生活に入ることになった。そして、大震災。震災後に、金沢国際ホテルさんから出された信じられないような被災者支援プランが目にとまり、病床の義父に代わり、思い切って金沢行きを決めお世話になった。あの時のプランは本当に有難く、こちらの生活が安定したら必ずまた訪れたいと強く思い、今回、漸くその思いを遂げることができた。今回、部屋は洋室二間続きのコネクトルーム。内装もとてもお洒落で、子供達も両方の部屋を行き来し、とても楽しかったようだ。夕方、久しぶりに子供と一緒にプールに入り、プールサイドではビールを飲むこともでき、リゾート気分を味わうことができた。また、部屋に戻る際に廊下の突き当たりの窓から見えた、海へと沈む真紅の夕日とくれない色に染まる夕空は実に感動的だった。その後、夕食はステーキハウスでとることに。そのステーキハウスであるが、外からではわからない隠れ家的な場所にあり、大げさではなく、スタッフに場所まで案内されるその道中（？）がまた、とても素敵だった。そして、食事。シェフが目の前で焼いてくれるステーキの肉質や美味さは言わずもがな、前菜から最後のデザートに至るまで実に上品で、心に残る大満足の夕食だった。最後に、「お食事、い加賀（笑）でしたでしょうか」と尋ねられた時には、未だ周囲に漂うお肉の匂いとともに、百万石の歴史の香りを感じもした。震災の翌年に他界した義父も、我々に同行しその香りを楽しむとともに、孫達の成長ぶりにさぞかし目を細めていたのではないか、そんな思いがふと胸をよぎる今回の金沢の旅だった。子供達の成長の節目に、また訪ねてみようと思う。夏休みの最初にしてこの夏最高の思い出を頂戴した金沢国際ホテルさんに、心より感謝。

評価

• 総合5
• サービス4
• 立地4
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂-
• 食事4

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2014年07月