大好きなホテルでしたが、失望しました。

これまで何度も宿泊したことがあり、景観も食事もサービスも満足していました。
決して安くはない宿泊料を払ってでも泊まりたいと思うだけの信頼をおいていましたし、
今回、久しぶりの京都で３年ぶりに宿泊するのも懐かしくて、楽しみにしていました。

でも、がっかりです。

まず、なんとなく清掃が甘い印象を受けました。髪の毛が落ちていたのです。
それでも「オークラなのだから」と安心していたので、
外出から戻ってすぐ入浴し始めたら、シャンプーとリンスがない！
ユニットバスだから、バスタブでシャワーを浴びながらアメニティに手が届くため、
そして、何より「オークラなのだから」、わざわざ確かめたりせずに髪を洗い始めていました。
外は大雪、部屋の中までしんしんと寒い夜中に濡れた髪のままバスローブをはおり、
フロントに電話して持ってきてもらうまでの間、寒くて凍えそうでした。

夜中だから仕方ないですが、持ってきてくれたのは男性スタッフで恥ずかしかったです。
翌朝、チェックアウトの際にスタッフと客室部長に謝られ、
ボトルのエヴィアンだけ無料にしていただきましたが、
「その程度のミスだ」と片付けられたようで、かえって不愉快でした。

確かにビジネスホテルなら入浴前に確認したかもしれませんが、
そんな疑いや心配をしなくていいのが、このランクのホテルの良さではないですか？
たかがアメニティの不備だとお思いでしょうが、
真冬で夜中にこんな不快な思いをさせられて「すみません」では済まない気持ちです。

朝食バイキングの料理の種類と量もずいぶんと減っていました。
以前はもっと品数も多くて美味しく、サービスも行き届いていたものです。
サービスの悪さとホテルの質が悪循環している印象です。

確かに景観は最高ですし、部屋もかなり良いです。
でも、価格の高さとサービスの質を考えたら、たぶん二度と泊まりません。
同じくらいの価格でもっと良いホテルや面白い宿は、京都に増えているのですから。

評価

• 総合2
• サービス1
• 立地4
• 部屋4
• 設備・アメニティ1
• 風呂1
• 食事3

旅行の目的

その他

同伴者

一人

宿泊年月

2010年02月