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鳴門潮崎温泉 ベイリゾートホテル 鳴門海月のクチコミ・お客さまの声
総合5
フロントから見える鳴門海峡の眺望は圧巻である。温泉はヌルヌルとした触感が特徴的なアルカリ泉で、いわゆる「美人の湯」である。源泉は南あわじ市の潮崎温泉とのこと。客室は昭和の雰囲気をただよわせる古風な造りである。今回お世話になった仲居さん(澤井月希さん)は丁寧で親身であった。彼女も含めて客室を管理する従業員の方々は20代を中心として若い人が多いように見受けられた。彼らの仕事はテキパキとして無駄が少ない。夕食には鳴門鯛の造りのほか、阿波牛と阿波尾鶏も出された。鳴門鯛は、引き締まった身が特徴的な天然魚で、鳴門海峡ならではの海産物である。阿波牛は、やわからかい肉質ながら、さっぱりとした赤身肉の風味を兼ね備えている。阿波尾鶏は、味わい深い地鶏の風味で、しかも柔らかい。加えて鯛メシも出された。上品な鯛ダシが使われており、一人用の釜飯セットで炊かれている。ホテルの立地は鳴門海峡大橋の目の前にある。館外に出れば、神戸淡路鳴門自動車道からの重低音が鳴り響いており、当地が関西と四国を結ぶ物流の大動脈であることを実感できる。ところが、ひとたび館内に入れば、その騒音はほとんど気にならない。ホテルの第二駐車場からは孫崎灯台への歩道が整備されている。孫崎灯台は、海峡にせり出した四国側の突端にあり、日本列島を貫く中央構造線の真上に位置する。灯台までの歩道は断崖絶壁の稜線に沿っているが、高低差がほとんどない。ほどよく整備されていて、歩きやすい。灯台から南東の方角を見れば、明石海峡大橋が接近して見える。対して真逆の北西には小豆島の山々が控えている。ホテルを9時過ぎまでにチェックアウトすれば、大塚国際美術館に開館と同時に入館できる。美術館では西洋画を中心にして陶板に転写した名画に出会える。陶板なので、質感や立体感が再現されやすい。古代から、中世、近代、現代へと、その時代時代を代表する名画の複製品が順々に並べられている。そのおかげで、ざっと4000年近い西洋画の変遷を一気に追体験できる。時代ごとに価値観や美意識は大きく違っている。中世のキリスト教の世界観は暗澹として重苦しい。一方で現代アートの世界観は自由で刺激的である。この変遷のさまを通して、世界史の実像を体感できる。じっくりと鑑賞したほうが良く、そのためにはホテルで一泊して気力を充実させてからのほうが良い。割安の前売り券はフロントで販売されている。
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この度は、当ホテルにご宿泊いただきまして誠にありがとうございます。また、詳細な口コミをいただき、心より感謝申し上げます。お客様からいただいたご意見によれば、フロントからの鳴門海峡の眺望やアルカリ泉の温泉、昭和の雰囲気を感じる客室、そして美味しいお食事に大変ご満足いただけたようで、私たちも喜びを感じます。当ホテルではお客様に特別なひとときを提供することを心掛けており、お客様にとって快適な滞在をお届けすることが目標です。また、特に仲居(澤井月希)の丁寧で親身な対応にご満足いただけたとのお言葉、大変ありがたく存じます。お客様のご要望やお悩みに寄り添いながらサポートすることを大切にしており、お客様にとって快適なひとときを演出できるよう努めております。さらに、お食事に関しても、鳴門鯛、阿波牛、阿波尾鶏など地元の美味しい食材を取り入れたメニューにご満足いただけたとのお言葉、大変嬉しく存じます。地域の自慢の食材をお楽しみいただけるよう心掛けております。また、ホテルの立地や周辺の観光についても、お客様のご意見を参考にさせていただき、より良いサービスを提供できるよう努めてまいります。この度は、ご宿泊いただきまして誠にありがとうございました。次回のご滞在も心よりお待ち申し上げております。ありがとうございました。鳴門海月 岡本
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鳴門潮崎温泉 ベイリゾートホテル 鳴門海月(徳島県)
5.0
投稿日:2023-07-20 20:01:34
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総合5
Eccentric pagesさんの 鳴門潮崎温泉 ベイリゾートホテル 鳴門海月 のクチコミ
フロントから見える鳴門海峡の眺望は圧巻である。温泉はヌルヌルとした触感が特徴的なアルカリ泉で、いわゆる「美人の湯」である。源泉は南あわじ市の潮崎温泉とのこと。客室は昭和の雰囲気をただよわせる古風な造りである。今回お世話になった仲居さん(澤井月希さん)は丁寧で親身であった。彼女も含めて客室を管理する従業員の方々は20代を中心として若い人が多いように見受けられた。彼らの仕事はテキパキとして無駄が少ない。夕食には鳴門鯛の造りのほか、阿波牛と阿波尾鶏も出された。鳴門鯛は、引き締まった身が特徴的な天然魚で、鳴門海峡ならではの海産物である。阿波牛は、やわからかい肉質ながら、さっぱりとした赤身肉の風味を兼ね備えている。阿波尾鶏は、味わい深い地鶏の風味で、しかも柔らかい。加えて鯛メシも出された。上品な鯛ダシが使われており、一人用の釜飯セットで炊かれている。ホテルの立地は鳴門海峡大橋の目の前にある。館外に出れば、神戸淡路鳴門自動車道からの重低音が鳴り響いており、当地が関西と四国を結ぶ物流の大動脈であることを実感できる。ところが、ひとたび館内に入れば、その騒音はほとんど気にならない。ホテルの第二駐車場からは孫崎灯台への歩道が整備されている。孫崎灯台は、海峡にせり出した四国側の突端にあり、日本列島を貫く中央構造線の真上に位置する。灯台までの歩道は断崖絶壁の稜線に沿っているが、高低差がほとんどない。ほどよく整備されていて、歩きやすい。灯台から南東の方角を見れば、明石海峡大橋が接近して見える。対して真逆の北西には小豆島の山々が控えている。ホテルを9時過ぎまでにチェックアウトすれば、大塚国際美術館に開館と同時に入館できる。美術館では西洋画を中心にして陶板に転写した名画に出会える。陶板なので、質感や立体感が再現されやすい。古代から、中世、近代、現代へと、その時代時代を代表する名画の複製品が順々に並べられている。そのおかげで、ざっと4000年近い西洋画の変遷を一気に追体験できる。時代ごとに価値観や美意識は大きく違っている。中世のキリスト教の世界観は暗澹として重苦しい。一方で現代アートの世界観は自由で刺激的である。この変遷のさまを通して、世界史の実像を体感できる。じっくりと鑑賞したほうが良く、そのためにはホテルで一泊して気力を充実させてからのほうが良い。割安の前売り券はフロントで販売されている。
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この度は、当ホテルにご宿泊いただきまして誠にありがとうございます。また、詳細な口コミをいただき、心より感謝申し上げます。
お客様からいただいたご意見によれば、フロントからの鳴門海峡の眺望やアルカリ泉の温泉、昭和の雰囲気を感じる客室、そして美味しいお食事に大変ご満足いただけたようで、私たちも喜びを感じます。当ホテルではお客様に特別なひとときを提供することを心掛けており、お客様にとって快適な滞在をお届けすることが目標です。
また、特に仲居(澤井月希)の丁寧で親身な対応にご満足いただけたとのお言葉、大変ありがたく存じます。お客様のご要望やお悩みに寄り添いながらサポートすることを大切にしており、お客様にとって快適なひとときを演出できるよう努めております。
さらに、お食事に関しても、鳴門鯛、阿波牛、阿波尾鶏など地元の美味しい食材を取り入れたメニューにご満足いただけたとのお言葉、大変嬉しく存じます。地域の自慢の食材をお楽しみいただけるよう心掛けております。
また、ホテルの立地や周辺の観光についても、お客様のご意見を参考にさせていただき、より良いサービスを提供できるよう努めてまいります。
この度は、ご宿泊いただきまして誠にありがとうございました。次回のご滞在も心よりお待ち申し上げております。ありがとうございました。
鳴門海月 岡本