友人と久しぶりに温泉でも、ということで初めて四万温泉へ行きました。HP等を見て四万たむらさんに決めました。お宿は重厚、出迎えのスタッフの方々のさりげない心遣いと手際の良い案内に、さすが老舗の宿と感心しました。チェックインまで時間があったのでメインの甍の湯に入りました。熱い・普通・ぬるいと三種のお湯で道中の疲れが癒されました。受付でタオルセットを貸して頂きましたが、湯あがりの汗が引かないまま着てきた服をまた着るのが辛どかったので、お部屋ではなく、このタイミングで浴衣の用意があると良いなと思いました。木桶館は全館禁煙で、壁や畳なども改装してあり快適でした。空気清浄機のメンテナンスに問題がありましたが、すぐに対応し改善されたことは流石です。お風呂はどれも特徴があり、すいていて寛げました。

夕飯は個室で懐石料理を頂きました。季節の食材を素材を生かしながら調理してあり目にも美しく美味しい食事でした。ただ1つ残念だったことは供されるタイミングの悪さです。私たちはお酒をたしなまないので食べるのは早いにもかかわらず、料理はもっと早く運ばれました。通常懐石は、お客様の食べ進める様子を見計らいながら料理を仕上げ提供するものですが、こちらでは料理を作る早さに運ぶタイミングを合わせていらっしゃるのでしょうか。既に炊合せ・和魂洋采・蒸しものとテーブルで渋滞しているのに、お食事と止め椀が出てきたのには驚きました。1時間余りで13品を食べきるというスピード懐石になりました。頂く側としては、早く個室を空けてほしいのだろうかと勘繰ってしまいました。1品1品のクオリティは高かっただけに残念でした。朝食のバイキングは品数も多く、それぞれ丁寧に作られていて、大変おいしく頂きました。チェックアウト後も温泉を利用でき、温泉三昧、充実した旅行でした。

評価

• 総合4
• サービス4
• 立地4
• 部屋4
• 設備・アメニティ2
• 風呂5
• 食事3

旅行の目的

レジャー

同伴者

友達

宿泊年月

2015年10月