くろてぃあ様へ
折角の記念日だというのに大変申し訳ございませんでした。
一つずつ状況をお伝え致します。
先ずお部屋の匂いですが、こちらは新品の畳による井草の香りでした。
敷き替えて日がたった畳は香りも無くなってしまいますが、表替えしたばかりの畳は井草の香りが強くお部屋中に充満します。
最近では家に和室が無いというご家庭も多くなったと聞きますし、ひょっとすると井草の香りがお嫌いだったのではないかと考えております。
洗面所の水道水は飲料水なので実際に口に含み飲んでみました。
残念ながら臭さを感じることが出来ず、ここからは予想ですけれど、コロナ禍でお部屋の利用頻度が減った事で水道管内の水が流れず、匂いが発生したのではと考えています。
こちらは実際に一定日数お部屋を使わないようにしてから改めて確認する事と致しました。
『浜焼きがほとんど椎茸』という部分ですが、こちらは火が通り過ぎてしまった状態を指していると理解しました。
確認に行った日にそのような状態の浜焼きを発見できませんでしたが、ライブキッチンのスタッフには調理して時間が経っている物は下げるように伝えています。
お食事会場の係が食事中の器をも片付けに来たという点は、仲居のミーティングで事例を紹介し、新入社員の教育係と一緒に当日の事を思い出してもらいつつ話し合いました。
私共ホテルのレストランテーブルは決して大きくはございませんので、会社の方針としてゆっくり広くテーブルを使って食事していただくために、食事中のお席にお邪魔して、食べ終わった器の回収をサービスの一つとして実施しておりましたが、ひょっとするとそれが行きすぎてしまったのかもしれません。
改めてお席に伺う際には『お食事中に失礼致します。テーブルを広くお使いいただけるように食べ終わった器を回収致しましょうか？』の文言で統一し、勝手に回収することなくお客様に一声かけてから下げるように徹底致します。
お部屋については「洋室タイプと和室タイプを選べる」という部分がそもそもの誤解でしたが（予約時の先着順）、良かれと思って実施した倍以上広い和洋室へのグレードアップも、しっかりお伝えしていなければこの度のような事例に繋がると、関係する予約スタッフ・フロントスタッフに指導致しました。
再訪いただく事など望むべくもありませんが、いただいたご指摘を改善すべく取り組んで参ります。　　立柄