「料理長厳選！地元食材をふんだんに使った特別料理を楽しむ夕べ」を期待したけど、紙鍋とサラダ野菜を除いて、全て気持ちいいぐらい冷凍か業務用レトルトパック。まさかレギュラーコースで1人2万円超えの宿泊料金で出てくるとは思わなかった。風呂と飯が目的だからと湯治棟3号館予約したら油断した。これだったら近所のインバウンド客ウエルカム観光旅館で食べる事ができる。

朝食バイキングも特筆モノ。メインのおかずは「ハンバーグ／ソーセージ／卵焼き／サバの味噌煮／春雨サラダ」のみ。ゴミが出る納豆はなし。

ついでに髭剃りはサウナにあるカバーオレンジのあれ。客を巻き込んだコストカットの姿勢はスゴイ。

部屋は画像のような『階段の真横で自炊のキッチン前』の訳ありに通された。階段ドンドン、自炊の喋り声でとてもじゃないけど飯代込みで2万円払った部屋とは思えない。こういう部屋って訳ありで安く販売するか混んだとき限定の部屋だと思っていたが、酸ヶ湯温泉旅館さんでは違うらしい。フロントが『私の風体身なりをみて嫌がらせ』した以外に理由があるなら是非とも聞いてみたい。到着が遅かったから？いえいえ送迎バスを利用して午前中に到着しています。オンシーズンだから？2月22日です。もしこの部屋しかないならフロントがひと言かけるのが、せめてでしょ。

結論として風呂は確かに価値がある。でも二箇所しかないし薄暗い湯船に女性客が来るのを待っている連中（前をタオルで隠した妙齢の女性が入ってきたらマナーとして視線を外すべきと思うのだが色めき立ったからアレが話しに聞くいわゆるワニさん）と漬かるのも嫌だから時間を持て余す。だから日帰りで十分。もし宿泊するなら以上の理由で日替わり夕定食が最適解と思う。

彼女との初めてのお泊まりとかライフイベントで利用する場所じゃない。色んな意味で風呂目的で行く場所です。

ただし夕食のジャー釜のご飯はすごい。あのレベルで空気を含ませる技術は同業者が学びに行くレベルです。朝食も一般的ならスゴイですが、それを越えて夕食の保温ご飯です。宿で褒めるのはそれぐらいかな。

というレポートでした。

評価

• 総合1
• サービス1
• 立地5
• 部屋1
• 設備・アメニティ4
• 風呂5
• 食事1

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2024年02月