４月２２日にツイン禁煙室一泊で予約しましたが、案内された部屋は喫煙室。そのあと禁煙のデラックスキングサイズダブルベッドルームにグレードアップされましたが、室内のデスクはビジネス用、その脇に脚を伸ばせるチェアーが一つでドリンク類などを置けるテーブルはなし、と普通に二人でくつろげる雰囲気はありませんでした。キングサイズダブルベッドルームとはいえ、用意された部屋着、浴衣が一着しかなく、実際は一人のビジネスマンにあわせた部屋ということがうかがえました。
荷物を部屋まで運んだ女性従業員に「レクラックスクラブを使うには、着替えはそこでか、部屋でか」と尋ねましたが答えられず、「レセプションで聞いてきます」と待たされること５分ほど。その間、部屋のワークデスクにインフォ文書に「２３日から．．日までレクラックスクラブの着替え室は改修工事で使用不可能．．．」と書かれているのを目にしました。従業員への情報通達が万全でないマネージメントの問題ですね。
カリフォルニアレストランでのビュッフェ形式の朝食が「和洋食」とは名だけで、和食ではお新香類の他に総菜など作り立てのものが何もなく、成田のラディソンと同クラスと一クラス下のホテルと比べてかなりひどく貧しい内容でした。マネージャーは競争相手のホテルを一回りしてみることをおすすめします。スイス人の妻も半分和食半分洋食の朝食をとりましたが、アメリカ風に素っ気なくバラエティさにかける内容にはあきれていました。
もともと空港周辺の十分なインフラが欠如しているため、成田空港からシャトルバスでホテルに至る道筋は雑然としており、何か辺境へ向かうような気分にさせられますが、まさかそれ相応のサービス、ということでないことを期待します。
今回は都合によりラディソンに泊まりましたが、次回からはいつも通り、Ａ，Ｅ，Ｈ，Ｎ　などラディソンと競合するホテルに泊まります。ヨーロッパの各都市に品格あるチェーンホテルを展開するラディソンの名にすたらないよう成田でもクワリティアップをおすすめします。