このホテルは、古いホテルを改装して付加価値をつけるというのがビジネスモデルのようですね。
ただ改装といっても水周りや空調などは旧来のままで、インテリア・備品を最新式にするということでアンバランスな印象を受けました。そのため人によって賛否両論、評価は様々ではないかと思います。
評価できる点としては、20型液晶テレビ、低反発のマットレス、車輪つきの椅子、音がしない冷蔵庫、遮光性の強いロールカーテン、使いきりのスリッパなど、備品にはそれなりに値が張りそうなものを導入されています。カードキーにルームナンバーがかかれていないことも防犯上の観点から新しい試みとして評価できますし、洗濯機が利用できることも評価できます。一方で浴室は上から見ると足元が狭い卵型という、今どきのビジネスホテルでは見かけないタイプの古いものがそのまま使われています。せっかくのベッドも幅が狭く中途半端です。ネットが使えるのはいいんですが、インテリア重視のテーブルはせまく、パソコンを使って作業をするには向いていません。物を置くスペースもありません。
朝食は部屋代込みなので、種類が少ないのは前の人の書き込み通りですが、無料の朝食としては充実していると思います。社長が外国人のせいか、ウェイトレスに長身の白人男性がいましたが、朝食を食べているときに、眼の前の皿を無言で片付けていきましたが、ここは日本流に「お下げしてもよろしいでしょうか？」の一言がほしかったです。コーヒーはおいしかったです。
このホテルは、長所短所を冷静に見た上で、料金がそれに見合ってるかどうかで宿泊を決めるホテルだと感じました。私としては、部屋とベッドが狭く、浴槽の狭さは我慢ならないものがあるので、楽天のプラン料金の7000円なら妥当だとおもいますが、正規料金なら割高だと感じます。外国の投資会社が運営しているようなので、外国ではこういう改装して付加価値をつけるビジネスが流行しているのかわかりませんが、日本人はわがままなので、マーケティングは
慎重にされたほうがいいのではないですか？ウェブサイトをみるとシャワーだけの部屋があるようですが、宿泊したいとおもう日本人はいるんでしょうか？