営業再開おめでとうございます。再開までのご苦労は想像以上のものと思いますが、皆さんの笑顔と前向きな言葉の数々に、応援をしに行ったつもりが、逆にこちらが力を頂きました。
地元消防の方の相当なご尽力があったという桃山風呂や庭園風呂は、以前と変わらぬ素晴らしい佇まいで、むしろ修羅場を超えた姿はこれまで以上に悠然とし、すっかり長湯してしまいました。
楽しみにしていた山菜の天ぷらは、料理人自ら山に入り採取しているそうで、香高く、えぐみもなく、定番のふきのとうから初めてのかんぞうまで、どれも美味しく頂きました。先付・お吸い物からお漬物まで、地元の食材を見た目に美しく、最後の一口まで美味しく頂きました。
今回初めて本館に泊まらせて頂きましたが、丁寧に清掃されたお部屋にはさりげなく歴史を感じる品が飾られ、とてもくつろげる雰囲気でした。窓から見える湯田中の山々も美しかったです。ただ、ちょっと物足りなかったのは、桃山風呂や本館ロビーにあるよろづやさんならではの雰囲気に比べると個性が薄い印象でした。
本館は松籟荘よりもお部屋からの出入りが多くなるので、エレベーターを降りた瞬間によろづやさんや長野・湯田中にいる事を実感する雰囲気がもう少しあるとより素敵だなと思いました。
でも、やっぱり居心地いい！そのように感じる空間作りは、そこにある建物や調度品だけじゃなく、そこに携わる人達が創り上げているものなんだなぁと、よろづやさんに伺う度に感じます。いつお伺いしてもみなさんの心地よい接客に心満たされます。頑張ってください。また6月にお伺いさせて頂きます。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地4
• 部屋5
• 設備・アメニティ4
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2021年04月