３年前、８０歳になる足の不自由な義父を含め６人で宿泊。窓一面に広がる猪苗代湖の眺望、独特の色と臭いの温泉、洒落た料理に丁寧なスタッフの対応と、どれもが変わっていなかったのが、とても嬉しかった。ただ、変わったのは、こちら。前回の四季の里さんを最後に闘病生活に入った義父が、この３月に突然、他界。病床にあっていつも口にしていたのが、「退院したら、また、四季の里に行きたい」でした。今回は義父のその思いをかなえるべく、窓辺に遺影とショップで購入した地ビールを注いだコップを置かせて頂きました。しばらくして、アワの消えたコップを見た７歳になる息子が、「おじいちゃん、いっしょにビール飲んでくれてよかったね」と一言。これには亡き義父も、「孫もなかなか気の利いたことを言うようになったわい」と、さぞかし喜んでくれたものと思います。私達家族にとって、たくさんのそして大切な思い出の地となった四季の里さんに、心より感謝。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ4
• 風呂5
• 食事4

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2012年06月